【お客様インタビュー:和歌山県庁様】公式SNSリニューアル後3か月でフォロワー5000人増、月間リーチ18倍に! 「和歌山県産品の魅力」を全国に届けるSNS運営

2025年08月25日
 

〔事例〕
和歌山一番星アワード 公式Instagramアカウント
URL:https://www.instagram.com/wakayama_ichibanboshi_award/

〔インタビューご協力〕
和歌山県企業振興課 産業ブランド推進班 西田 抄子様

アカウントリニューアルで3か月間にフォロワー5,382人増

和歌山県では、2025年、「和歌山一番星アワード」という和歌山が誇る優良県産品の認定・推奨制度を新しくスタートしました。
そこで、2025年5月、「厳選された和歌山県産品の魅力を全国、そして世界へ届ける」をコンセプトに、新制度スタート前の旧制度時代から運営してきたInstagram公式アカウントを、「和歌山一番星アワード」Instagramアカウントにリニューアル。

弊社(アイランド株式会社)は、その公式アカウントのリニューアル設計からコンテンツ企画制作、キャンペーン企画・実施まで、公式SNS運用をトータルで担当しています。

結果、公式アカウントリニューアルから3か月で、フォロワー数は当初の3000人台から5000人以上増加し9000フォロワー弱へ、月間アカウントリーチ数は18倍に拡大しました。

「数字で成果が見えるのがうれしいですね。特にリーチが18倍というのは驚きでした。以前は投稿内容やタイミングを試行錯誤しながら、自分たちで文章を作っていましたが、どうしても時間がかかってしまって…。今はプロに任せられる安心感があり、自分たちの業務負担も大きく減りました。」(西田様)

運用の課題は「感覚的な発信」からの脱却

リニューアル前の課題をお伺いすると、写真や文章を工夫していたものの、運用は感覚的になりがちで、データ分析やPDCAサイクルが回せていない状況でした。

「SNSでの発信経験がなかったので、数字の意味や正しい判断が分からず迷うことも多かったです。実務担当者と一緒に、画像やテキストも『こんな感じかなぁ』と正解がないなか模索していて…。やはり専門的な知識や経験がないと、運用が自己流になってしまう部分がありますね。」(西田様)

改善の狙いは、データに基づいた戦略的な運用と、コンテンツの質の底上げでした。
フィード投稿では人気インフルエンサーによるレシピや、和歌山県産品の魅力を伝える企画を展開。「数字の伸びが目に見えて分かる」と、西田様も手応えを感じています。

#人気インフルエンサーMizukiさんの登場投稿キャプチャ

アイランドを選んだ理由は「専門性と提案力」

SNS運用の外部委託を公募したなかで、専門的な知見と提案力を評価され、弊社アイランドを採用。
制度初年度ということもあり、まだ認定商品は決定前。コンテンツが限られるなかでも「こんな形で和歌山の魅力を発信していけば良いのでは」という切り口の提案がしっかりあったことが選定の決め手になられたそう。

「題材が限られる中でも、こちらの意図をくみ取って的確に形にしてくれるだけでなく、トレンドや“こうした方がもっと伝わりますよ”という提案もいただけます。私たちが思いつかない切り口や見せ方を提案してもらえるのは本当にありがたいですね。」(西田様)

#「和歌山一番星アワードが目指すこと」投稿のキャプチャ
新制度のコンセプトや目的をフィード投稿でわかりやすく説明

担当者との“対話”が生む質の高いコンテンツ 月間リーチ18倍に!

運用担当ディレクター上野は、西田様とのディスカッションを重ねながら、和歌山の魅力を視覚的・文章的に伝えるコンテンツを制作。

「一方的にこちらの要望を伝えるだけでなく、『こういう見せ方もありますよ』と専門的な視点で返してくれるので、打ち合わせはいつも前向きな場になります。こちらの考えとプロの知見が掛け合わさることで、より魅力的なコンテンツが生まれていると感じます。」(西田様)

「和歌山の魅力は、地元の方々が一番よく知っています。だからこそ、西田さんはじめ現場の方からお話を伺い、その思いをどう視覚的に、そして感覚的に伝えるかを常に意識しています。投稿のデザインや文章、写真の構図ひとつひとつも、“どこを切り取れば魅力が際立つか”を話し合いながら決めてきました。ディスカッションを通じて方向性を固められるので、担当としても非常にやりやすく、結果的にクオリティの高い発信につながっていると感じます。」(上野)

#オンラインミーティングの画像
和歌山と東京で距離が離れているため、オンラインミーティングでのディスカッションも

プロフィール改善で離脱率を低減

リニューアルでは、プロフィール文の改善も実施。「分かりやすくなり、離脱しにくくなった」と評価されています。
「以前は少し説明的すぎたり、逆に情報不足だったりとバランスが難しかったのですが、今は直感的に“フォローしたい”と思ってもらえる形になっています。」(西田様)

#プロフィールページキャプチャ

キャンペーンがフォロワー増を牽引

キャンペーン施策ではフォロワー増加やエンゲージメント向上に大きく貢献。

「選定いただいた賞品も応募意欲につながっているようで、成果に直結しています。特に、和歌山らしい特産品やストーリー性のあるアイテムは、“ここでしか手に入らない魅力”として多くの方の関心を集めました。結果として、フォロワー増加やエンゲージメントの向上に大きく貢献し、アカウントの存在感を高めるきっかけになったと感じています。」(西田様)

#キャンペーンキャプチャ
和歌山の旬の県産品があたるプレゼントキャンペーン

レポート分析で他自治体事例も参考に

月次レポートでは数値分析に加え、他自治体の事例も共有。

「自分たちのアカウントだけを見ていると、何が良くて何が改善点なのか分かりづらいですが、他の自治体と比較すると違いがよく見えます。レポートは数字だけでなく解説も分かりやすいので、社内共有もしやすいです。」(西田様)

来年度は“定着率”向上へ

今後はフォロワー数の拡大に加え、認定商品や事業者の想いを伝えるコンテンツで定着率の向上を目指します。

「フォローしてもらうだけでなく、継続的に見てもらえるアカウントに育てていきたいです。認定商品の紹介では、画像や文章を通じて事業者さんの想いやストーリーを丁寧に届け、一目で“行きたい・食べたい”と思える投稿を増やしていきたいですね。」(西田様)

来年度の目標は「魅力の焦点化」と「ストーリー発信」

今後について弊社上野は、アカウントの発信テーマをさらに具体化し、フォロワーにとって価値ある情報を深く届ける構想を描いています。

「今年は“和歌山全体の魅力”を広く発信してきましたが、来年度はさらに焦点を絞り、認定された商品や事業者様、地域のストーリーを掘り下げて紹介していきたいです。動画やストーリーズ、取材を通じて、現場の声や背景を直接届けることで、見てくださる方に『ここに行ってみたい』『この商品を手に取ってみたい』と思ってもらえるコンテンツにしていきたいですね。」(上野)

【クライアント様の評価ポイント】
✔️数字で成果が見える(フォロワー5,000人増/月間リーチ数18倍)
✔️専門性と提案力(魅力的なコンテンツ発信案)
✔️ 対話を重視した運用体制
✔️インフルエンサー起用によるコンテンツの魅力度向上とリーチ拡大
✔️プロフィール改善による離脱率低下
✔️キャンペーン効果でエンゲージメント向上
✔️他自治体事例を活かしたレポート分析

食と暮らし領域に強いSNS運用パートナー

当社は、公式SNSの戦略設計から日々の運用・改善まで一気通貫で支援する「公式SNS運用サポートプラン」を提供しています。
• 料理インフルエンサー/料理クリエイター「フーディスト®」登録者数 30,000名以上
• 弊社公式SNS総フォロワー規模 700万人超
• 食品・飲料・地域ブランドでの公式SNS支援実績 多数
これらの強みを活かし、食品・飲料・キッチンメーカーや地域SNSの成果創出を実現します。
詳細資料や事例紹介をご希望の際は、下記よりお問い合わせください。

お問い合わせはこちらhttps://www.ai-land.co.jp/contact-snsinfo/

インタビュー日時:2025年8月5日
インタビュアー:アイランド株式会社代表 粟飯原理咲

SNSディレクター: 上野真紀子
レポート担当:中野あかり
クライアント様担当:永島哲